世界最大の石仏を訪れ、実際にその巨大さに圧倒されたくなったのは1990年、ある中国に関するトラベルガイドブックの写真を見てのことでした。それから13年経ってようやくその機会に恵まれました!
                   1989年2003年
四川省成都市から公共バスに乗って南へ約2時間走って楽山市に到着。片道運賃は約450円。世界最大の石刻座仏は楽山市の凌雲山の岸壁に座している。

高さ71m、肩幅28m、頭部の直径10mという大きさ。足の甲には大人100人が余裕で座ることが出来るらしい。絶壁に掘られた階段(両写真とも左端部分)をつたって大仏の大きさを体感できるから嬉しい。

写真の下部に小さく白っぽいものが見えますがこれが人の大きさです。いかに巨大な大仏かが想像できると思います。
この大仏は岷江、青衣江、大渡江の三つの川の合流地点に座しており、713年に治水と航行の安全を祈願して凌雲寺の僧・海通がこの大仏の建立を開始したそうです。803年に完成、じつに90年の歳月を要したことになります。

「万里の長城」もスゴイけれどこの「楽山大仏」もスゴイです。このような巨大な芸術(1993年世界文化遺産に認定)を創造する中国人の情熱とひたむきな忍耐と言いましょうかそういった計り知れない力に私は敬服いたします。

各々の国を代表する最大の高さを誇る大仏で、しかも古来から現存しているものを調べてみました。下記に列挙してみました。
<誤りがあればご指摘願いたく宜しくお願い致します>

 第2位 タイにあるティアダリア大仏で60m。
 第3位 破壊され現存していないがバーミヤンにあった西大仏で55m。(38mあった東大仏も砲撃により右肩の一部を残すのみとなってしまった)
 第4位 インドネシアにあるワイルオチャナ大仏で35m。
 第5位 韓国にあるルンサン大仏で21.06m。 
 第6位 スリランカにあるサル大仏で18m。 
 第7位 地震により崩壊し現存していないが、京都の方広寺大仏(木製)で18m。(奈良市にある東大寺大仏が14.98mで最大) 
 第8位 ラオスにあるワウェンディス大仏10m。 

上記列挙外として茨城県牛久市に、1993年に完成した全長120mの大仏(青銅製)があります。その高さでギネスブックに載っているようですが、世界遺産には認定されていません。